各種の台本、脚本、構成、シノプシス
こちらには今まで小生が書いてきた台本、脚本、構成、シノプシスなどをまとめています。
いまだに具体化、制作されていないものですが、ご興味がありましたら、ご一読ください。
このような内容を、このように書ける、というサンプル、ショーケースとしてご覧いただければ幸いです。
歌舞伎台本「陸奥下絡繰白波(みちのくくだりからくりのしらなみ)」
室町時代、9代将軍義政の頃、東北を襲った大地震と大津波を背景に、年貢をあくまで取り立てようとする悪代官にっこり三太夫と、被災した庄屋、渡海屋惣五郎に白波五人組が絡む。民百姓をいじめる悪代官をやっつける痛快荒事仕立て。国立劇場歌舞伎台本公募落選作品。
オペラ台本「ビルーダカ・シャカ国を滅ぼした哀しみの王」
古代インド、釈尊在世の頃を舞台としたオペラ作品。母がシャカ国の賤民の生まれとも知らず、コーサラ国の王家に生まれたビルーダカ王子。その出生の秘密を知るや、怒り狂った王子は父王を追放し、シャカ国討滅の軍を率いて進軍した・・・。哀しみに彩られた王子の波乱の生涯と魂の救済を描く。
映画台本「カジノ・トライアル」
カジノが解禁された近未来の日本。その解禁の裏工作を知ったエスコートガールが惨殺された・・・。元外人部隊兵士のジャーナリスト・多田一平は陰に蠢く政治家、利権屋、殺し屋などの罠をかいくぐり、真相に迫っていく。周南市映画祭松田優作記念映画台本公募落選作品。
歌舞伎台本「紅地蔵夜鷹絵暦(べにじぞうよたかがえごよみ)」
怪談・東電女子社員殺人事件
いまだ未解決の東電女子社員殺人事件を、江戸時代に舞台を移し、歌舞伎狂言の台本といたしました。正統的なジャーナリズムでは、権力に圧殺されてしまうであろう現代の真実を、荒唐無稽な怪談に仕立て、無念の思いを抱きながら殺された一人の女性の鎮魂と救済を描くものでございます。国立劇場歌舞伎台本公募落選作品。
シノプシス「マンガ・アニメ海賊シンジケートを撃滅せよ!」
世界各地で日本のアニメ・マンガの著作権が侵害され、国家的な損失となっている現状を憂いつつ、一人の守護天使ともいうべき女丈夫、ジャッキー笠乃場が立ち上がった。彼女が組織したのは、著作権侵害で荒稼ぎする中国、アメリカ、ロシア他各国のアニメ海賊シンジケートを殲滅する民営の国際警察検察処罰機構だった。
このシノプシスは、日本語と英語の2カ国語表示で作ってありますので、外国のプロデューサーの方にも、ご覧いただけます。
シノプシス「越前海月工船(えちぜんくらげこうせん)」
エチゼンクラゲから抗がん剤が出来る?怪しい投資計画を胸に故郷の漁村に戻ってきた元投資顧問会社の敏腕コンサルタント・鯨井巨砲太。海外の富裕層を巻き込んで、新薬開発に挑む、最果ての漁村を復興するためのコン・ゲームの行方はいかに・・・。
シノプシス「抗中!越南痛帆娘子海軍」
南沙諸島に建設中の中国の軍事要塞を引っかきまわせ!ヴェトナムの政商が美貌の日本人妻と画策したのは、南シナ海に雄々しく翻るアニメ絵の美少女たちを使ったプロパガンダ戦争だった。